みなさん、夢ってどのくらい見ますか?
「おおきくなったら、ケーキ屋さんに…」の夢ではなくて、夜寝ている時に見る夢です(^^)
わたし、いつもかなりの頻度で夢を見るんです。そして、起きた時にはっきり覚えている夢も多いんですよね。しかも、大半は良くない夢。「悪夢」や「苦しい夢」です。
そんな夢を見た日は、朝目が覚めた時からスッキリしない!”あれは何だったのかな?”なんて考えたり、覚えてるうちに夢占いで調べてみたり。
「怖い夢」ってどうして見てしまうんでしょう?
わたしがよく見ている夢
夢って、現実では有り得ないような場面設定になっていることが多いですよね!
冷静に考えれば、夢はやっぱり夢だな〜!って思うんですが、内容が怖いものだと、何かの予兆!?なんて気になってしまいます。
わたしは、細かいシチュエーションは違えど、こんな感じのをよく見ます。
・崖から落ちる夢
車で走っていて、カーブを曲がりきれずにピューンと落ちる。ひゃ〜恐ろしい!
・進みたいのに全く進めない夢
向かい風で思うように行けないとか。これ定番ですかね?
・大事な時に遅刻、忘れ物をしてパニックになる夢
現実かと思って、すごく焦ります。夢と知ってホッとするやつ!
・戦争のような夢
空から爆弾が降ってきた!規模がデカすぎです。が、これは本当に怖いやつ!
自分以外の登場人物は毎回いろいろ。家族が出てきたり、今は全く接点がない同級生とか出てきたり(笑) ”何で?”って聞きたくなりますね。
夢を見るメカニズムとは?
夢と睡眠は深く関わっている!
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があるというのを知っていますか?毎日わたしたちが寝ている間、この2種類の睡眠が交互にやってきて体と脳を順番に休めてくれています。
レム睡眠とは?
レム睡眠は体を休める役割を持っています。
体は深い眠りに入っているので、少しの騒音などで起きることはありません。この時、記憶の整理をするために脳だけは働いて起きている状態なんです。
ノンレム睡眠とは?
一方のノンレム睡眠は、脳を休める役割を持っています。こちらは、浅い眠りの状態です。
寝ていて寝汗をかくことってありますよね?
「疲れた脳を冷やすために体から熱が放出される=寝汗となって出る」という仕組みなんです。汗が出る時は、脳を休めているということなんですね!
わたしたちは寝ている間にレム睡眠とノンレム睡眠を3〜5回繰り返しています。
割合でいうと、寝ている時間の20%がレム睡眠、残りの80%がノンレム睡眠です。
こうやって見ると、深い眠りについている時間ってあまり長くはないんですね!
夢を見るのはどっちの睡眠の時?
ズバリ!結論から言うと、両方見ます!
じゃあ何が違うかというと、覚えているか、覚えていないかの違いなんです。
ノンレム睡眠時は脳を休めているので、この時に見た夢はぼんやりしていて目が覚めた時はっきり思い出せない夢が多いです。
一方のレム睡眠時は脳は働き続けているので、この時に見た夢は、はっきりとストーリーが浮かんで、目が覚めた時にも鮮明に記憶に残っていることが多いです。
夢の内容ってどうやって決まるのか
これ、すごく気になりますよね〜!
ふむふむ…。興味深いですね!(^^)
自分で夢の内容をコントロールするのは難しいのだそう。
たまに、「今日は好きな子が夢に出てきてほしい!」って思って寝たら、本当に夢に出てきた〜!なんて聞きますけど、これは偶然?
好きな人のことをいつも考えているから、脳に焼きついたんでしょうか?(笑)そんな幸せな夢が見られたら、いい気分で朝起きれるんですけどね〜(;;)
でも、こうやって見ていくと、夢の内容ってある程度内側に秘めているものというか、精神的なものがけっこう影響しているんだなって思います。
怖い夢を見るのはどうして?4つの原因とは!
日頃感じているストレスや不安
これが一番怖い夢と結びつきそうですね。
普段の生活で感じているストレスって、色々ありますよね。それを抱えたまま眠りにつくと、その心理状態が夢に反映されることがあります。
また、忙しくてやることに追われている時、大事な仕事や約束の前など、切羽詰まった状況で不安や緊張を感じていても、同じような夢を見ることがあります。
わたしは、まさにこれです!性格的にストレスを感じやすく、また、とっても心配性なので、寝る直前まであれこれ考えていた日は、だいたい嫌な夢を見ます。
中には、ストレスは感じていないけど…という方もいるかもしれません。ストレスは感覚的に感じやすい方とそうでない方がいます。
自分ではストレスなんてないと思っていても、無意識の範囲でダメージを受けていることも!
ストレスの原因と向き合うことで心にゆとりを
ストレスが溜まっているなら、ストレス発散を!
分かっていても、なかなか上手くできないことも多いですよね。ストレス発散も大事ですが、ストレスの根本と向き合うことがもっと大事です。
自分の抱えているストレスは何から来ているのか?
それを自分自身で分析してみてください。その原因を自分で理解することで気持ちに折り合いがつけられ、怖い夢として出てくることが減るのです。
寝る時の姿勢や寝具の影響
自分にとって寝心地の良いポジションってありますよね。でも、知らぬ間に寝返りをうって気づいたら辛い体勢に(@_@)
起きたら腕がしびれていた!!みたいなこと、たまにあります。
自分が思わぬ苦しい体勢で寝てしまった時に、無意識に感じている寝苦しさが怖い夢になって出てくることもあります。
枕やマットレスなどの寝具が体に合わなくて寝心地が悪い時。こういう場合でも同じように悪夢を見ることも!
・うつ伏せで苦しい→進みたくても進めず苦しい夢
・手が胸やお腹に乗って重たい→溺れる夢
こうなって夢に反映される可能性もあります。
寝室の環境を見直して寝心地の良い環境に
・寝室の照明を調節する
・空気の入れ替えをする
・温度や湿度を調節する
・重い布団で圧迫しないようにする
・うつ伏せで寝ない など
寝ている時は自分ではどうにもできないので仕方ないですが、環境を整えることはできるので、試してみてください。
体調不良の前兆
体調が悪い時、また、体調が悪くなる前兆として怖い夢を見ることも。
よくドラマでも、高熱を出した人がうなされていて、看病している人が声をかけてたら目が覚めるってシーン、ありません?(笑) 納得です!
体調がおかしいと思ったら、無理せずいたわってあげましょう
どうしても今日中に終わらせないと!!っていう事があると、誰でも無理をしてしまうもの。でも、無理をすると効率が悪く、余計に時間がかかったり、ミスもしやすいです。また、体調も悪化してしまっては意味ないですよね。
思い切って休んでください。早く治してまた頑張りましょう(^^)
寝る直前の活動、特にスマホ、パソコン、テレビは要注意!
寝るギリギリまで、脳をフル活動していませんか?あまり寝る前にあれこれ考えると、脳が休まりません。
また、スマホやパソコン、テレビなどに触れているのも刺激になります。家電からはブルーライトが出ています。最近はブルーライトカットの商品もありますが、目から刺激を受けると、脳に伝わって目がギラギラ!冴えて寝れなくなります。
寝る前の強い刺激は控えましょう
ベッドに入ってからもついついスマホを見ちゃいますよね。わたしも、ブログのアクセス数をチェックしたり、気づくとスマホを触ってます。依存症気味?(汗)
昔ですが、よく寝る前にピアノの練習をしてたんです。もちろん、近所迷惑にならない小さな音量で♬
そしたら、練習しすぎて、頭の中を曲がぐるぐる〜〜!目が回って全く寝れない!夜中に何度もうなされました(@_@)
ほら、いいことないでしょ?
照明を少し落としたり、テレビを消してみたり、寝る前は静かに、心も体も脳も休める時間にしてくださいね。
夢は自分の精神状態や体調を教えてくれる
怖い夢を見なくなる、これが一番ですが、もし怖い夢を見てしまってもあまり気にしなくても良いのかな?と思います。
夢は、自分の精神状態や体調を教えてくれる一つのバロメーター的な感じに考えてみても良いですね。
怖い夢を見たら、” 何かストレスに感じることあったかな?”とか”きっと今◯◯に不安を感じているんだな”って、一度自分の心と向き合ってみてください。
眠りの質を高めて、自分の心と体の健康を守りましょう(^^)*